このフード・レポートの内容は:

VOLUME 8
第5号


2017年5月 1日

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Hello Everyone,

5月1日のメーデーです。ここ太平洋岸北西部はどしゃ降りの雨になりました! こんなに雨の多い春は、記憶にありません。ワシントン州は「エバーグリーン・ステート」の愛称で知られていますが、まさにその名のとおり、どこもかしこも木々と芝生の緑色が鮮やかです。この雨で、シアトルの愛称「エメラルド・シティ」も間違いなく真実になりました! でも、雨のおかげで涼しく、グリーンピースのシーズンは遅れる見通しです。場合によっては収穫量にも影響し、トウモロコシの植え付けにも遅れが出るかもしれません。

私たちは先日、日本から帰ってきました。日本ではいつも、日本人が機能性食品や機能性飲料、サプリメントをいかにこよなく愛しているかを実感します。あらゆる身体の悩みに対する商品が、至るところで売られているからです。そこで、今月の「健康で賢い食生活」のコーナーでは、興味深いトピックを探ってみることにしました。日本の話題は、「クロップニュース」でも触れています。ジャガイモ不足の状況です。実際、日本ではどの店に行っても、ポテトチップスの棚が空っぽでした!

中国ではスナップエンドウとサヤエンドウのシーズンが始まっています。今シーズンは、昨年の在庫不足の状況から抜け出し、最高品質の商品をすばらしい価格でご提供しています。これらの商品をお求めの方は、ぜひ私どもへご連絡ください。

来月までには雨がやみ、お日さまが顔を出すことを願うばかりです。太平洋岸北西部の植え付けが無事に終わり、収穫のシーズンへと向かえますように!

それでは記事をお楽しみください。

Betty Johnson and the Noon International Team


CropVeggies アメリカ合衆国:米国の干ばつは大幅に改善しました。特にカリフォルニア州は雨が続き、5年にわたった干ばつに終止符が打たれました。しかし、この雨は、野菜と果物の価格に大混乱を巻き起こしています。「サラダボウル」と呼ばれるカリフォルニアは、まさにぬかるみと化し、レタスの価格が高騰しています。この影響は全米に及んでいますが、今後2、3カ月のうちには状況が改善するでしょう。

北西部のグリーンピースの植え付けは、約1週間の遅れが出ました。寒い日が続いたためです。今ではほとんどの植え付けが終了しましたが、その後も雨が続いたため、グリーンピースの植え付けが行われない畑も出るかもしれません。トウモロコシは植え付けが開始されましたが、やはり雨と寒さで遅れが生じました。現時点でトウモロコシの植え付けは20%の完了率です。
コロンビア盆地のジャガイモは、芽が出始めています。とはいえ、雨と寒さで土壌の温度が低く、成長を遅らせています。初の収穫は7月20日前後になると見られていて、昨シーズンのジャガイモの収穫と比べると約2週間の遅れです。

中西部は4月初旬に多雨に見舞われ、フィールドコーンの植え付けが遅れました。昨年よりも遅いペースとなっています。

メキシコ:バヒオ地方のブロッコリーカリフラワーの生産は収束しつつあります。北部の高地では今月末にかけて収穫が開始されます。これまでのところ、収穫の状況と品質はきわめて有望です。メキシコのマンゴーのシーズンは、今月から始まっています。

グアテマラ:ブロッコリーの生産は、6月末から7月初めに再開される予定です。これまでのところ、収穫の状況は良好で、良いシーズンになると期待されています。

ペルー:マンゴーのシーズンは終了しました。在庫は少なく、特にオーガニックでそれが顕著です。

ヨーロッパ:ヨーロッパ北西部のジャガイモ生産者は、ジャガイモの作付面積を昨シーズンよりも3.6%拡大する計画です。最も伸びが大きいのはベルギーです。これは、世界的に需要が好調なためです。すでに50%以上の植え付けが完了しました。 セルビアとポーランドは寒気と霜に見舞われ、ラズベリーイチゴに影響が出る模様です。

日本:昨年8月に北海道を襲った台風の影響を今も引きずっています。ジャガイモの産地に大きな被害をもたらしたため、日本ではジャガイモが争奪戦の様相で、日本人の大好きなポテトチップスが品薄になっています。スナック菓子のメーカーの多くは、原材料を十分に確保できず、一部商品の生産停止に追い込まれています。最大手のカルビーは、少なくとも15種類のポテトチップスの販売を休止しました。この「ポテチ危機」でオークションや闇市場に出品する者まで出現していて、ポテトチップスが1袋12~15ドル相当で売られているそうです! しかも、日本は非常に厳格な規制を導入しているため、ジャガイモの輸入が困難です。

中国:

山東省:グリーンアスパラガスの収穫は、寒気のため10日ほど遅れが出ました。収穫は4月の最終週に開始されています。原材料は良好と伝えられていますが、収穫期間が短くなるため収穫量は減るでしょう。価格は依然として高値を推移しています。加工は今月末に終了の見通しです。スナップエンドウの収穫も、4月の最終週に始まりました。今シーズンは収穫の状況も品質も良好ですが、雨不足のため、シーズンが早めに終わる可能性があります。

浙江省スナップエンドウサヤエンドウの収穫が進行中です。作付面積は10~20%増えています。品質は良好で、価格は昨シーズンよりも低めです。雨不足のため、シーズンが短くなるでしょう。

福建省:シログワイの生産は終了しました。 スナップエンドウが収穫中です。 大豆は順調に成長しています。

江蘇省・安徽省:サヤエンドウの収穫が始まりました。江蘇省では作付面積が約30%拡大しています。シーズンは6月前半まで続く見通しです。



外国のサプライヤーはFDAのステータス確認が必要

米国の食品医薬品局(FDA)による規制変更を受けて、米国に食品を輸出しようとする外国のサプライヤーに影響が及んだ可能性があります。FDAは昨年末、一定期間を設けて、食品製造施設にFDAへの再登録を要請しました。この新規制では、再登録に際して外国のサプライヤーに、FDAとのすべての連絡の窓口となる米国の代理人を書面で指名することを義務付けていました。これに準じなかった外国のサプライヤーは、FDA認可の外国サプライヤーのリストから外される結果になりました。有効なFDAへの登録を持たずに米国で消費する食品を製造、加工、梱包、貯蔵することは禁じられています。

再登録のステータスが不明な外国のサプライヤーは、FDAに問い合わせると、担当者が無料でステータスを確認してくれます。また、米国の代理人が必要な場合は、FDAがその役割を果たしてくれます。

登録施設の数が大幅に減っていますが、これは外国のサプライヤーが適切に登録せずリストから除外されたためかもしれません。食品安全強化法(FSMA)に基づいて、今後は国内と国外の両方のサプライヤーが、2年に1回、FDAへの登録を更新しなければなりません。


日本の健康、ライフスタイル、消費者動向

日本との取引がある人であれば、日本が機能性食品市場の発祥の地であることはご存じでしょう。ドラッグストアやコンビニエンスストアに行けば、思い付くかぎりあらゆる健康問題の対策や体質改善を目的とした食品が棚を埋め尽くしています。しかし、日本の健康食品市場に外国から参入するのは、必ずしも容易ではありません。

東京で開かれた「食品開発展2016」では、日本の健康食品・機能性食品市場を理解するうえでカギを握るいくつかの要因が提示されました。その概要は以下のとおりです。

  1. 日本は高齢化社会であり、高齢者が今後、健康食品や機能性食品の需要を支えていく。

  2. 単身世帯や高齢者世帯が増えているため、個人のニーズを満たす商品や個食向けの商品に大きなニーズがある。

  3. 便利であることがますます求められるようになっている。特に高齢化と共働き世帯の増加がこれに寄与している。

  4. 食の安全と食料安全保障に対しては、すべての人が関心を抱いている。

  5. 機能的な目的があるのであれば新商品を試してみようとする意欲が高い。

  6. 消費税が2014年に5%から8%に引き上げられたのを受けて、商品の価格競争力が求められるようになっている。

  7. 大規模小売店が主な買い物の場となっていることから、プライベートレーベル市場も機能的なメリットを明確に打ち出さなければ売れなくなっている。

  8. 景況が芳しくないため、食材コスト、加工コストを押し下げている。

  9. 「機能性表示」規制が近年変更され、緩和された結果、健康メリットをうたった販売が容易になり、潜在市場が拡大した。

  10. 多くの企業が新商品開発に取り組んでいるが、実際に商品化されるものは非常に少ない。

日本の健康食品、機能性食品の市場に参入を試みるのであれば、これらの要因すべてを考慮すべきでしょう。

オーガニック市場が引き続き成長

米国農務省(USDA)が先に発表した新しいデータで、米国のオーガニック市場が引き続き成長している様子が浮き彫りにされました。最新の統計によると、オーガニック認定を受けた事業体は米国に2万4,650社、世界に3万7,032社あります。

2016年は前年比13%増で、2桁成長のトレンドを継続しました。この統計は2002年に開始されましたが、過去1年間の伸びは2008年以来最大です。

オーガニック認定の生産者および企業の全リストは、USDAのデータベースから入手できます。2015年に導入されたこのデータベースは、USDAオーガニック認定マークの使用を認可された事業体についての情報を提供しています。「Organic Integrity Database」と呼ばれていて、オーガニック食品の売り手と買い手を結び付ける機能も提供しています。




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